精油の種類

【Aroma Library】プチグレン精油のおすすめの使い方・効果・効能

JODAN.(ジョダン)instagramでもご紹介している精油の種類についてのアロマメモと心理作用を、ブログでもう少し詳しく発信するコーナー第10弾。

植物たちの声に耳を傾ければ、わたしたち人間もその力の素晴らしい効果を十二分に受け取れるようになるはずです。

草、木、花、種…は私たち人間よりもずっとずっと偉大で強い存在。

だから、不安なとき、弱っているとき、疲れているとき、自分らしくいられないときに、助けとなってくれる。

そんな植物たちにもっと親しみを感じて頂けたら嬉しく思います。

第10回目は、プチグレン精油についてご紹介いたします。

精油について知って使うのと知らずに使うのとではアロマの効果も違ってくると言われていますので、一歩踏み込んで精油のことを知るきっかけとなれば幸いです。

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イラスト/服部あさ美

【Aroma Library】プチグレン精油のおすすめの使い方・効果・効能

プチグレン精油の基本情報

精油名:Petitgrain プチグレン
学名:Citrus aurantium
科名:ミカン科
抽出部位:葉、枝
抽出方法:水蒸気蒸留法
産地:フランス、イタリア、パラグアイ、スペイン、エジプト
ノート:トップノート

プチグレンのストーリー

プチグレン精油は、ビターオレンジの木の花が終わった後の香り高い葉と枝から抽出されています。

(同じビターオレンジの木の花からはネロリ精油、果皮からはビターオレンジ精油が抽出されます。)

ちなみに、他の柑橘系(ベルガモット、ライム、マンダリン、レモン、オレンジなど)の葉から抽出された精油も、プチグレンと呼ぶことがありますが、

ビターオレンジからとれるプチグレンが最もいい香りです。

昔、未熟のオレンジ果実がまだ緑色で小さな実から抽出されていた時期があり、

「小さい穀物」という意味の「プチグレン」という名が付いたとされています。

プチグレンの植物の特徴

プチグレン精油がとれるビターオレンジの木(ビガラディエと呼ばれる)は、常緑樹。

原産国のインド、ヒマラヤから、中国や日本、ヨーロッパに広がったと言われ、

ヨーロッパではビターオレンジと呼ばれていますが、日本ではダイダイという呼び名で親しまれています。

薬能形態論などに基づいたプチグレン精油の特徴

【葉・枝系】

16世紀、スイス人医師パラケルススが、「植物の形態が人間の器官や体の部位と似ていたり、特定の生物の特徴を思わせたりするものはその効用を反映していて、それは神が人間に植物の効能を知らせるためのヒントを託している」と唱えました。

植物と人間はまったく違う生き物のようですが、実は似ている部分がたくさんあります。

プチグレン精油は葉、もしくは葉と枝の部分から抽出されます。

葉は、人間で例えると、呼吸器と循環器にあたるので、心(肺)を開いて、発芽した芽をどんどん大きくしていく動きのエネルギーを持っているとされています。

また、枝は、根から吸い上げた水分を葉まで循環させる働きと同じように、わたしたち人間の体内の水分の循環も促します。

プチグレン精油の心への作用・効果・効能

プチグレン精油のキーワードは、「ハートに従う」。

頭で考える選択肢よりも、こころが素直に選びたい方、ハートが喜ぶ方にエネルギーを注ぐための助けになります。

世間や周りの人にどう思われるかよりも、ほんとうは自分はどうしたいのか、わくわくする方に向き合いたいとき、リフレッシュしたいときに。

また一方で、プチグレン精油には鎮静作用があるので、緊張感や不安感、孤独感が抜けないとき、眠れないときに役立ちます。

ディフューザーで精油をたいて芳香浴したり、マグカップなどにお湯を張ってそこへ精油を数滴垂らし吸入したり、

就寝前にバスオイルとして利用するのもおすすめです。

抗うつ剤としても効果があります。

プチグレン精油のからだへの作用・効果・効能

体液の循環を促す作用があるので、

筋肉が凝っているときには、バスオイルとして温浴に使ってみたり、

ホホバオイルなどのキャリアオイルに混ぜてマッサージすると、リンパ液の流れをスムーズにしてくれます。

洗面器にお湯を張って精油を数滴垂らし、そこへタオルをくぐらせ絞ったものを湿布として患部にあてても楽になります。

喘息や気管支炎にも有効なので、ディフューザーで精油をたいて芳香浴したり、マグカップなどにお湯を張ってそこへ精油を数滴垂らし吸入するのは身体にも効果があります。

また、皮脂の過剰生産を低下させ、穏やかながら殺菌消毒作用があるため、スキンケアとして脂性肌に有用です。

頭皮が脂っぽくてフケに困っている方には、無香料のシャンプーかトリートメントに数滴加えて使用するのがおすすめです。

そのほか、プチグレン精油の鎮静作用は、身体に対しても作用し、月経痛もやわらげる働きがあります。

病後の回復期に心身をなぐさめ励ましてくれ、誰であれ、ぐったりとまいっている人の助けになります。

プチグレン精油とブレンド相性の良い精油

柑橘系、花系、樹脂系、ハーブ系、樹木系、スパイス系、ほとんどすべての精油と好相性なので、ブレンド全体をうまくまとめてくれる役割をしてくれますが

香りが強めなので、他の精油と合わせるときにはプチグレンを少量にしてください。

また、柑橘系どうしをブレンドすると、まとまった洗練された香りになっておすすめですし、

ネロリ、オレンジ、プチグレンの3種を混ぜて、オレンジの花と果実と葉を一体にするブレンドも素晴らしい香りになります。

プチグレン精油の色とチャクラとの関係

プチグレン精油は、主に、胸の中央にある第4チャクラの緑色と共鳴しているとされています。

緑色は、愛や調和を表す色。

第4チャクラは、サンスクリット語でアナーハタといい、「ふたつのものが衝突しないで起こる音」「止まることのない」という意味があることから、

じぶんと他者との間に起こる調和のためのエネルギーをくれると考えられており、

また第4チャクラが胸に位置することから、様々な感情を生み出す自分自身のハート(心)に作用するとされています。

無条件の自己愛に目覚めて、ポジティブな感情もマイナスな感情もありのまま味わい、さらに周囲を受け入れるための本当の愛をサポートしてくれる精油のひとつです。

プチグレン精油にまつわる注意事項

プチグレン精油には光感作作用もなく、特に注意すべきことはありません。
基本的な注意事項を守って使用してください。

おわりに

高揚と鎮静、両方の作用があるプチグレン精油。落ち込んでいるときもパニックなときも、本当の気持ちに向き合わせてくれるプチグレン精油。夜の沐浴にはラベンダーと合わせて神経をリラックスさせるもよし、朝の沐浴にはローズマリーと合わせて目覚めのリフレッシュとして使ってみてもよいですね。

常にアロマの香りに包まれていたいという方のために、JODAN.(ジョダン)では外出時にも香りに癒されるアロマリングやオブジェのようなアロマストーンを販売しています。毎日の生活に植物のパワフルな香りを気軽に取り入れてみてくださいね。いつの間にか自然に皆様の人生がより良い方向に導かれることを祈っております。