スマッジングハーブ試作
来年2022年の5月に東京から埼玉県・飯能市へ引っ越しを予定しているのですが、移住前から飯能にお住まいの素敵な方とのご縁に恵まれ、無農薬で育てられたホワイトセージをお裾分けしていただきました。
試しにホワイトセージの葉と枝を複数、糸でまとめてスマッジングハーブのバンドルタイプを試作(量が少ないので試作はかなり細めです)。
ゆくゆく、もっと多くの枝葉を束ねて、太めのスマッジングハーブのバンドルをジョダンで販売しようと計画しています。
「smudge(スマッジ)」とは、「燻す」という意味で、スマッジングハーブを燃やすことで、その煙でネガティブなエネルギーなどを払い、自分やその周りの空間をクリーンにすることが主な目的です。
日本でも、お寺の常香炉(じょうこうろ)で頭からお香の煙を浴び身を清める行為があり、煙によるクリーニングは世界各地で行われていますね。
ホワイトセージなど薬草の煙が持つ効能については、科学的にも研究されていて、実際に空気中の細菌を減らすことが証明されています。
セージなどの薬草を燃やすことで、空気中にあるブドウ球菌などの細菌が減少することが発見されたそうで、
その効果は煙が消えた後もしばらく続くと言われています。
飯能へ移住したら、良い土の上で太陽の光をたっぷりと浴びせ育てたオーガニックホワイトセージを用いて、より浄化力の強いスマッジングハーブをご提供できればと思っていますので、
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです^^
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ホワイトセージを巻く糸にもこだわりたいと思っていたところ、ちょうど長野に住むこれまた素敵な方から、歴史のある蚕の製糸場で出た副産物の生糸をご紹介いただいたので、試作にはこちらを使ってみました。
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お蚕様が入っていた繭もひとつ、ぽつんと一緒に同梱してくださっていて、
尊い作業と命の祈りをひしひしと感じます。
試しに少し燃やしてみると、縮れながら燃えるため、適役がどうかまだまだ検討中です。
そのほかに候補として考えているのが、飯能産の飯能杉・西川材から開発されたという木の繊維でできた糸。
来年、その材木屋さんを訪れる予定なので、またブログでお伝えできればと思います。